フィリピン– category –
-
フィリピン企業紹介
【フィリピン企業紹介】San Miguel|1890年スペイン時代のビール工場が136年で多角化帝国へ——Ramon Angが描いた事業転換
2026年5月15日、フィリピン最大級の財閥San Miguel Corporation(SMC)が発表した第1四半期決算は、業界アナリストにとって複雑な数字を含んでいた。連結売上は4,283億ペソ(約1兆1,400億円)で前年同期比+19%、営業利益は596億ペソで+31%。しかし純利益は... -
フィリピンニュース
Barclays・MUFG・ANZが揃って警戒したフィリピン——ペソ62テストとPSEi 6,000割れが映す市場の脆弱性
2026年5月の第3週、フィリピンの金融市場で複数の海外アナリストが「脆弱性」のシグナルを一斉に発信している。BusinessWorldが5月18日に報じたところでは、Sumitomo Mitsui(三井住友)はペソが1ドル=62〜63ペソをテストする可能性を警告。MUFG(三菱UFJ... -
フィリピン企業紹介
【フィリピン企業紹介】ICTSI|マニラ港から世界19カ国32ターミナルへ——3代続くRazon家のグローバル港湾帝国
2026年5月5日、フィリピンの港湾大手International Container Terminal Services(ICTSI、PSE:ICT)が発表した第1四半期決算は、業界を驚かせる数字を含んでいた。連結純利益は2億9,357万ドル(約441億円)で前年同期比+23%、四半期売上は9億6,111万ドル... -
フィリピンニュース
フィリピンに集まった外国投資の6割を韓国が握った——Q1承認426億ペソ、アート・娯楽が最大の進出セクターに
フィリピン統計庁(PSA)が2026年5月14日に発表したデータによると、2026年第1四半期(1〜3月)に承認された外国投資額は426.4億ペソ、前年同期比で52.3%の増加だった。一見すると追い風だが、内訳を見ると風景はまるで違う。承認額のおよそ6割(59.5%)を... -
フィリピンニュース
Pax Silicaが10カ国に膨らんだ——ルソン経済回廊にデンマーク造船・英国輸出金融6.85億ドルが集まる
2024年にフィリピン・米国・日本の3カ国枠組みで発足したルソン経済回廊(LEC、Luzon Economic Corridor)が、2026年5月12〜13日にオーストラリア、デンマーク、フランス、イタリア、韓国、スウェーデン、英国の7カ国を新たに迎え、計10カ国の多国間枠組み... -
フィリピン企業紹介
【フィリピン企業紹介】GCash|フィリピン人口の81%が使うデジタル金融プラットフォーム——SMS送金から始まった20年の物語
2004年10月、フィリピン2位の通信会社Globe Telecomは、ガラケー時代のSMSメッセージで送金できる「GCash」というサービスを開始した。当時のフィリピンでは人口の80%近くが銀行口座を持たず、給料は現金、海外送金は西アフリカ系大手のWestern Unionに高... -
フィリピンニュース
Meralcoが値上げ幅を58%絞った日——ディーゼル累計-68ペソとマニラの飲食オーナーが見る5月のコスト
マニラ電力(Meralco)が5月12日、5月分の発電料金の値上げ幅を当初想定の1キロワット時あたり1.0277ペソから0.4350ペソに引き下げる方針を発表した。約58%の圧縮幅で、エネルギー規制委員会(ERC)も容認の姿勢を示している。同日、Petron、Seaoil、Shell... -
フィリピンニュース
IBPAPが2,500万ドルを賭けた——ADBが警告するフィリピンBPO 400億ドル産業の生成AI生存戦略
フィリピンIT・BPM協会(IBPAP、IT and Business Process Association of the Philippines)が、業界全体で年間2,500万ドル(約37億円)以上を人材再教育に投資することを表明した。きっかけはアジア開発銀行(ADB)が5月6日に発表した報告書だ。「フィリ... -
フィリピン企業紹介
【フィリピン企業紹介】Jollibee|世界10,304店・海外売上比率43%——マクドナルドに勝った国民食が2027年米国上場へ
マニラの繁華街で「フィリピンの国民食は何か?」と聞けば、多くの人が「Jollibee」と答える。1981年に世界最大手のマクドナルドがフィリピン市場に進出したとき、地元の業界関係者の多くは「ローカルチェーンに勝ち目はない」と見ていた。だが45年後の今... -
フィリピンニュース
マヨン噴火・物価7.2%・電気代還付・44度の猛暑——5月のフィリピン暮らしで駐在員家族が押さえる4点
フィリピンに家族で住む駐在員にとって、2026年5月は暮らしの様々な側面で変化が同時に動いた月になった。マヨン火山のアラートレベル3が継続し19万5,000人が避難する一方、4月のインフレ率は前年同月比7.2%に跳ね上がった。マニラ首都圏のMeralco(電力会...